なんえ?なんえ?

記憶の片隅として利用

ネスペ勉強_SSOの方式

SSOとは


シングルサインオン(Single Sign-Onのこと。一度の利用者認証で複数のコンピュータやソフトウェア、サービスなどを利用できるようにすること。

最近だと、SAML等でクラウドサービス間で利用者情報を受け渡し、利便性を図っているケースをよく聞く。端的に言うと、一回認証通った後も、各サービスで認証行ってたら、利便性悪くないですか?一回認証したら、その人に適したアクセス範囲のチケット渡しましょうってことです。kerberos認証とかこれですね。

実装方式


ケルベロス認証

windoes の ADとかですね。

・リバースプロキシ型

リバースプロキシを介在させて処理する方式ディジタル証明書を利用する場合もある。SSOサーバで認証後、HTTP Cookieに認証情報が付与される。ユーザは利用対象のサービスに対してリクエストを発行(SSOサーバで発行された認証情報をHTTP Cookieを付与して)。リバースプロキシがリクエストを受付、認証情報の確認(対SSO)、サービスに対する通信をプロキシしてくれる(対サービス・サーバ)

・エージェント型

対象となるwebサーバに「エージェント」と呼ばれる専用ソフトウェアを導入し、エージェントによる処理をディレクトリ・サービスから統合管理する方式。HTTP cookieが利用されている。リバースプロキシ型と仕組みはほぼ同じ。リクエストを受けた後の処理をどこで実施するかだけ違う。リバプロが全部請け負うか or サービス単位で請け負うか。エージェント型はサーバにインストールする必要があるため、サービスが多いと、リバースプロキシ型の方が運用は楽と推測。

ネスペ勉強_GARP

とは


目的は2つ。

1 自身に設定するIPアドレスの重複確認

2 自身のIPアドレスに対する同一セグメント上のネットワーク機器に対するARPキャッシュの更新
ネットワーク機器に Virtual IP を設定している場合、F/O後に新 Active 機でコネクションを引き継ぐ必要がある。MACマスカレード等を使用しない場合、冗長機器間で VIP は共有だが、MACアドレスは機器固有で保持さている。その場合、F/O後に関連機器に対してMACアドレスの更新を通知しないと、関連機器が通信を処理できない旧ActiveのMAC宛てにパケットを送信しても応答がかえって来ない=通信断の時間が長くなってしまう。だから、F/O直後に関連機器のMACアドレスキャッシュを更新して、切り替え後の影響を低減させる。

どんなパケットなの?


GARPは送信元IPと宛先IPが同じになっているARPパケット。実際はすべて送信元と宛先が同じIP指定とは限らないらしい。
参考http://hamamuratakuo.blog61.fc2.com/blog-entry-546.html

ネスぺ勉強_IEEE802.1Qトンネリング

とは


802.1qトンネリングは、サービスプロバイダー用に設計された機能。広域イーサネットサービス等で利用される。
ある顧客のIEEE802.1Qタグ付きのイーサネット通信(以下、VLAN通信)を他の顧客の設定に影響を与えずに、NW基盤を経由して転送させるには、IEEE802.1Qトンネリング技術が必要となる。このトンネリングは、顧客のVLANタグ付きのパケットを、更に別のVLANタグをカプセル化する。これは、IEEE802.1adによって標準化。QinQとも呼ばれる。

どこに追加のタグは入るのか?


Ethernet Frame
|DA|SA|EtherType|Data|FCS|

IEEE802.1Qタグ付きフレームフォーマット
|DA|SA|TAG|EtherType|DataFCS|

Double TAG Frame
|DA|SA|TAG|EtherType|TAC(元のタグ)|EtherType|Data|FCS|

2つ目のタグは1つ目のタグを内包する形でタグ付けされるため、1つ目のタグは保持され、変更されない。

ネスぺ勉強_VXLAN

とは


VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)のこと。RFC7348で2014年8月に標準化。サーバ仮想化やクラウド化によって、データセンターへの集約・大規模環境化が顕著。既存VLAN(4094個/12ビット)では不足、故にVXLANのニーズが発生。

方式


  1. ファブリック SPB,TRILL : 物理ネットワーク機器で実装

  2. オーバーレイ VXLAN,NVGRE,STT : 仮想スイッチ、OS

実装は?


VXLANは、送信側でL2のパケットをUDP/IPでくるみ(encapsulation)、宛先側でencapsulationをほどくことで"L3ネットワーク越え"を実現している。途中の経路にあるスイッチやルータから見ると単なるUDP/IPのパケットとして見えるため、特別な対応を必要とすることなく転送されます。VXLANヘッダーには、24ビットのVNI(VXLAN Network Identifier)が含まれているため、論理的には2の24乗である約1600万のL2ネットワーク分離を提供できる。

ネスぺ勉強_STP

とは


STP(Spanning Tree Protocol/スパニングツリープロトコル)。業務で触る機会が無かったので、正直きちんと理解できていない。故に、ネスぺの過去門が解けない。きちっと理解しようと。で、頭を整理して出力する。
STPはループ状のL2ネットワークでループを防止するプロトコルIEEE802.1Dで標準化。

ブリッジID


ブリッジIDはスイッチ自身のブリッジIDのこと。ブリッジIDは
- 2byte : ブリッジプライオリティ
- 6byte : MACアドレス
= 計8byteで構成されている。
STPでは、ブリッジIDの情報でスイッチを識別しており、ブリッジIDが最も小さい値のスイッチがルートブリッジと呼ばれ、ツリーの中心となる。

パスコスト


処理の流れ


  1. ループ構成をツリー状にするために、ツリー状の中心となるルートブリッジを選出する

・ 条件:ルートブリッジにはブリッジIDが最も小さいスイッチが選出される
・ フロー:STPが有効なスイッチはBPDUを送信する→BPDUにはブリッジIDが入っている→隣接スイッチから受信したBPDUのブリッジIDと自身のブリッジIDを比較→ブリッジプライオリティ値を比較→値が同じであればMACアドレスを比較→結果、ルートブリッジ選出

  1. 続いてルートポート(RP)を選出する ルートポートはルートブリッジに最も近いポートのこと。非ルートブリッジごとに1ポートがルートポートとなる。

・条件:ルートブリッジに至るパスコストが最も小さいこと(ルートブリッジに至るパスコストの合計値の事をルートコストと言う) パスコストは帯域幅で異なる。10Gbpsは2,1Gbpsは4,100Mbpsは19,10Mbpsは100。 ※ 各スイッチのルートポートのルートパスコスト→送信元ブリッジID→送信元ポート番号の順で比較

・フロー:ルートブリッチを起点にコストを計算していく。

  1. 続いて指定ポート(DP)の選出 指定ポートは各リンク(セグメント)でルートブリッジに最も近いポート。

<条件>
・ 各リンクごとに1ポートが指定ポート ・ ルートブリッジの全てのポートは必ず指定ポートになる ・指定ポートは「最も小さいルートパスコストのルートポートを持つスイッチ側のポート」が指定ポートになる ※ 各スイッチのルートポートのルートパスコストを比較→ルートパスコストが同じであればブリッジIDを比較

  1. 続いて非指定ポート(NDP)の選出 ルートポート、指定ポートにも選出されなかった残りのポートが非指定ポートとなる。いわば、データフレームは送受信されない(BPDUは受信する)ブロッキング状態のポート。

ポート状態


STPが有効なスイッチの起動時は次の順番でポート状態が遷移している。起動後すぐにフレームをフォワードするとループするから。

  1. ブロッキング : BPDUの受信のみ行う状態 →最大エージ20秒

  2. リスニング : BPDUを送受信し合い、各ポートの選出を行っている状態 →転送遅延15秒

  3. ラーニング : 非指定ポートになれば即ブロッキングへ。MACアドレスを学習しているが、データ転送しない状態 →転送遅延15秒

  4. フォワーディング : ポートが最終的にルートポートor指定ポートになった状態。フレーム転送開始。

コンバージェンス


STPは2秒毎にBPDUをルートスイッチから下流の非ルートブリッジに転送してツリー状で見ている。最大エージ20秒があるので、障害箇所で収束までの時間が異なる。

スパニングツリーのトポロジー: CST


VLAN数に関わらず、全体で1つのトポロジとなる。

PVST+


PVST+(Per-VLAN Spanning Tree Plus)と読む。VLAN単位で STP を構成/設定可能。したがい、VLAN10はSwitch1がルートブリッジであったり、VLAN20ではSwitch2がルートブリッジになる設定可能。

PVST+のブリッジIDは以下の通り。 ・ ブリッジプライオリティ : 4bit ・ 拡張システムID : 12bit ※ ここにVLAN情報が含まれる ・ MACアドレス : 48bit

PVST+のブリッジIDはブリッジプライオリティ+拡張システムIDの合計がプライオリティとなる。
今は、RSTP(Rapid PVST+)を使用するのが一般的。

RSTP


RSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)はSTPの改良版プロトコルIEEE802.1Dで標準化。

<STPとRSTPの違い>
・ 非指定ポート(NDP)ポートは存在しない ・ 代替ポートとバックアップポートが存在する

<特徴>
1. トポロジー変更発生でも数秒で以内でツリー再構成収束。
2. ツリーは、ルートブリッジ選出→ルートポート選出→指定ポート選出→代替ポート選出の順番で構成される
3. ポートの役割には、ルートポート・指定ポート・代替ポート・バックポートの4つが存在する
4. ポートの状態は、ディスカーティング・ラーニング・フォワーディングの3つのステータスが存在する
5. RSTPはSTPと下位互換性があり、RSTPモードのスイッチとSTPモードのスイッチを相互接続可能
6. RSTPはプロポーザル(提案)とアグリーメント(合意)メッセージをBPDUに含めてネゴシエーションする

<ポートの役割> ・ ルートポート : STPと同じ。RP(Root Port)
・ 指定ポート: STPと同じ。DP(Designated Port)
・ 代替ポート:ルートポートのバックアップ用のポート。ルートポートのリンクダウン時に即座にルートポートの役割を引き継ぎフォワーディングになる。代替ポートはルートポート指定ポートに選出されなかったポートなのでSTPでいう非指定(NDP)ポートとなる。AP(Alternate Port)
・ バックアップポート:指定ポートのバックアップとなるポート。指定ポートがリンクダウンした場合、即座に指定ポートの役割を引き継ぎ、フォワーディグになる。BP(Backup Port)

ネスぺ勉強_OpenFlow

とは


プロトコルの名称。ネットワーク事業者は、ネットワーク技術の複雑化に加え、事業環境の急激な変化や、ユーザニーズの多様化といった課題に直面しています。この課題解決のために、ソフトウェアのように柔軟に制御可能なネットワーク技術(Software Defined Network)が求められている。

#

参考https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No52/0800.html

ネスぺ勉強_コーデック

とは


コーデック(Codec)は、符号化方式を使ってデータのエンコード(符号化)とデコード(復号)を双方向にできる装置やソフトウェアのこと。また、そのためのアルゴリズムを指す用語としても使われている。

参照https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF