なんえ?なんえ?

記憶の片隅として利用

ネスペ勉強_ICMPリダイレクト通知機能

とは


ルータは、ルーティング機能に加え、ICMPリダイレクト通知機能も備えている。ICMリダイレクト通知機能は、自分よりも適切なネクストホップの存在を送信元ホストに通知するため、送信元ホストにICMPリダイレクトメッセージを送信する機能である。ルータは、パケットを送信すると、ルーティング機能によりネクストホップを決定し、当該ネクストホップにパケットを転送する。このとき、「当該パケットを受信したインタフェースと、当該ネクストホップに転送するために使用するインタフェースが同一である」という条件をみたすならば、ICMPリダイレクト通知機能が働く仕組みになっている。この条件に合致していると、送信元ホストと当該ネクストホップは同一サブねっちに収容されているので、余計な転送が行われているからだ。

ホストは、ICMPリダイレクトメッセージを受信すると、自ルーティングテーブルに動的に通知された情報を追加する機能を備えている。追加されるエントリ(経路情報)はホストアドレス単位であり、経路情報は一定時間が経過すると自動的に削除される。