ネスペ勉強_MACアドレス
とは
Media Access Control addressとは、ネットワーク上で各ノードを識別するために設定されているLANカードなどのネットワーク機器のハードウェアに一意に割り当てられる物理アドレス。
イーサネットの場合、48ビットで構成され、04-A3-43-5F-43-23や32:61:3C:4E:B6:05といったオクテットで区切り16進数表現を用いる。MACアドレスのうち最初の3オクテット(24bit)がベンダーID部、次のオクテットが機種ID,最後の2オクテットがシリアルIDとなるのが一般的。故に、上位4オクテットでネットワーク機器の機種名まで特定可能である。
|-----24bit------|------8bit------|-----16bit-----|
|-----ベンダーID-|------機種ID----|-----シリアルID|
ネスペ勉強_DHCP
とは
IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル。以前、台数が少なければ、全て固定IPでも問題なかったが、台数の増加に伴い管理が煩雑になった。 そこで、IPアドレス割り当てを一元管理しよう、となり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)で自動的に配布する。
DHCPサーバにIPアドレスの割り当てを要求するとき、DHCPクライアントが送信するパケット(DHCPDISCOVERおよびDHCPREQUEST)は、ブロードキャストパケットである。DHCPクライアントとDHCPサーバが異なるサブネットに収容されている場合、ブロードキャストパケットはルータを超えることができないため、DHCPクライアントが収容されている側のサブネット上でDHCPリレーエージェントを動作させ、DHCPリレーエージェントを中継してDHCPクライアントとDHCPサーバが通信する必要がある。
割り当て可能な内容
DHCPはIPアドレスだけではなく、ホスト名、サブネット、DNSサーバ、デフォルトゲートウェイ、NTPサーバ等も設定可能
種類
IPアドレスの割り当て環境までは4パケットが必要。
DHCPDISCOVER
DHCSPクライアントが物理的にネットワークに接続されると、宛先IP255.255.255.255/送信元MAC自分のNICのMACでUDPパケットを送信DHCPOFFER
DHCPDISCOVERパケットを受信したDHCPサーバは、IPプール(DHCPサーバ上で設定した割り当て可能なIPプール)からリースアドレスの候補を選択し、DHCPクライアントのMACアドレス向けに変身する。これがDCHPOFFER。DHCPREQUEST
DCHPOFFERで提示されたIPアドレスを、DHCPクライアント側でARPを利用して利用状況を確認、問題なければDCHPREQUESTでDHCPサーバに利用承認を依頼する。DHCPACK
使用承認の依頼を受け取ったDHCPサーバは使用承認(DCHPACK)を送信すると同時に、リース済みのIPアドレスとリース先のMACアドレスのテーブルを作成管理する。
特定端末に固定IPを割り当てたい場合は?
MACアドレスをもとに固定IPアドレスを割り当てる機能が存在する。
DHCPv6
IPv6環境のためのDHCPの仕様DHCPv6がRFC3315で定められている。DHCPv6はDHCPv4と互換性がない。そのかわりIPv6だけではなく、IPv4も割り当て可能。
ネスペ勉強_ループバックアドレス
とは?
自分自身を指す特殊なIPアドレス。IPv4は127.0.0.0/8のアドレスブロックをループバックアドレスの範囲として定めている。ホストアドレスとして利用可能な範囲は127.0.0.1~127.255.255.254までである。このアドレスを宛先にしてパケットを送信すると、ローカルホスト内部で折り返され(ループバックされ)、自分自身が受信する。つまり、ループバックアドレス宛てのパケットは、ローカルホストから外部に送信されることがない。
したがって、ループバックアドレスを用いることで、あたかもリモートホストのアプリケーションと通信するかのように、ローカルホスト内のアプリケーションと通信することができる。故に、プライベートアドレス比較でのセキュリティメリットは、外部と通信できない/外部からの不正利用が発生しない、となる。
ホスト名としては、localhostが慣用的に使用され、apache等、ローカルで起動しているサービスの動作確認等で使用する。
IPv6 では
IPv6 においては「::1」(0:0:0:0:0:0:0:1)が使用される。
ループバックインタフェース(loopback interface)
OS 上に構成された特殊なネットワークインタフェースの一つ。自身とのみ通信可能なインタフェースであり、ループバックアドレスが割り当てられている。対応する物理的なNICやLANポートは存在せず、OS上にのみ存在する仮想的なインタフェースである。
ネスペ勉強_GARP
とは?
ARPパケットの一つであり、Gratuitous ARP.以下2つの役割をもつプロトコル。
- 自分自身に設定するIPアドレスが重複していないかどうかを検出 端末上でIPアドレス設定時にGARPが送信されており、レスポンスがあれば重複してます、とポップアップが出るのはこのプロトコルが動作しているから。
- 同一セグメントのネットワーク機器上のARPキャッシュを更新させる HA 構成で F/O 後、新規 Active 旧Active から GARP が送信される。MACアドレス更新を行うことで、早期にサービスを再開することができる。MACマスカレード等でMACアドレスまで共有していない場合、MACアドレスを更新しないとサービストラフィックを処理できない時間ができてしまう。よくあるやつ。
ネットワークエンジニアとしてを参考。
ネスペ勉強_スプリットブレインシンドローム
ネスペ勉強_web3層型システム
web3層型システムとは?
webシステムの構成要素を3層(プレゼンテーション層、アプリケーション層、データ層)に分割し、独立したモジュールとして設計するアプリケーションのこと。
言い換えれば、各処理担当を分けることで、ユーザインタフェース、ビジネスロジック、データベースの層が依存を抑え、変更容易性、拡張性を高めることができる。OSI基本参照モデルのように、各担当を明確に分けることで、依存関係を低くすることができる。
担当は?
- webサーバ : プレゼンテーション層
- アプリケーションサーバ : ビジネスロジック
- データベースサーバ : データ層
以下のサイトを参考にしました。
Ⅱ-3-5. OSSによるWeb3層アプリケーション